名もない詩集

君ならきっと
幸せになれる

君なら
一人で平気
だよ

他の誰かが
きっと現れる

誰もが
心を残しながら

私を強いと
勘違いして

自分なんて
いなくても
大丈夫だって
いなくなるから

私は
いつだって
一人ぼっち

どうして
わかって
くれないかな

私の強がりを
見抜いた
男じゃなくて

どうして
違う人を
好きになるの

いつもそう
強がりだって
気づいてよ

弱さも涙も
見せられない
無器用な私と
見抜いて

強引に
抱きしめて
離さないで

俺がいなきゃ
駄目なんだって

ちぎれるような
キスを下さい