名もない詩集
五月は
透き通る雲
青い空を
滑るように

見上げれば
眩しくて
切なくなる

君と
出会う前から
同じ空を
見ていたね

君がいない今も
見ているんだね
この同じ空を

今でも君を
愛しているよ
変わらずに
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