名もない詩集
顔を見て
気持ちを
ぶつけて

あなたを
傷つけられない

だから
悲しくても
苦しくても

一人で
こんなところで
密かに呟いて
雨に流すの

それなら
悲しむのは
私一人

淋しいよ
苦しいよ

少し眠ろうか



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