行き着く先は・・・甘い貴方の檻の中?
「今度はいったいどういうこと?」
レコーディングを終えて、波留斗の車に乗せられさくらが辿り着いた先で、さくらは2回目の驚きの声をあげた。
そこは、都内とは思えない閑静な住宅街の一軒家。
白亜のお洒落な門を開けると玄関までバラの花びらが敷き詰められ、左右にはハート型に並べられたキャンドルが置かれ炎が揺れている。
「まあ、なんて素敵なの」
唖然としているさくらの後方で、二人の女性の声がハモって聞こえた。
「お母様方・・・?」
それは薫子と由美子の声だった。
「ベタだな」
「ベタですね」
更に後ろから来た豊と護は、照れ臭そうに女性二人に続いてやってきた。
レコーディングを終えて、波留斗の車に乗せられさくらが辿り着いた先で、さくらは2回目の驚きの声をあげた。
そこは、都内とは思えない閑静な住宅街の一軒家。
白亜のお洒落な門を開けると玄関までバラの花びらが敷き詰められ、左右にはハート型に並べられたキャンドルが置かれ炎が揺れている。
「まあ、なんて素敵なの」
唖然としているさくらの後方で、二人の女性の声がハモって聞こえた。
「お母様方・・・?」
それは薫子と由美子の声だった。
「ベタだな」
「ベタですね」
更に後ろから来た豊と護は、照れ臭そうに女性二人に続いてやってきた。