行き着く先は・・・甘い貴方の檻の中?
さくらは、マンションで訪問着からmiray用の外出着に着替えると、コートとキャップ、伊達眼鏡をつけて地下駐車場に移動し、波留斗の運転する車の後部座席に乗った。
後部座席には外部から見えないシールドが貼ってあり、誰が乗っているかはわからない。
また、波留斗がセキュリティシステムを強化させてからは、さくらのマンションの出入り時に、誰かと接触する可能性はほぼゼロになった。
約束の時間を待たずに、都内のアニメ録音スタジオに到着する。
「こんにちは」
「あ、mirayさん、急にお呼び出しして申し訳ありません」
受け付けでさくらが入場用のIDカードを通すと、小柄でいかにもアニメが好きそうな受付嬢が頬を染めてお辞儀をした。
「南條さんのことは聞かれていますか?」
「はい、お伺いしております。南條さんはこちらをどうぞ」
受付嬢は、波留斗に来客用のIDカードを手渡した。
波留斗は、首からそのカードを下げ、さくらに続いて録音スタジオに向かった。
後部座席には外部から見えないシールドが貼ってあり、誰が乗っているかはわからない。
また、波留斗がセキュリティシステムを強化させてからは、さくらのマンションの出入り時に、誰かと接触する可能性はほぼゼロになった。
約束の時間を待たずに、都内のアニメ録音スタジオに到着する。
「こんにちは」
「あ、mirayさん、急にお呼び出しして申し訳ありません」
受け付けでさくらが入場用のIDカードを通すと、小柄でいかにもアニメが好きそうな受付嬢が頬を染めてお辞儀をした。
「南條さんのことは聞かれていますか?」
「はい、お伺いしております。南條さんはこちらをどうぞ」
受付嬢は、波留斗に来客用のIDカードを手渡した。
波留斗は、首からそのカードを下げ、さくらに続いて録音スタジオに向かった。