行き着く先は・・・甘い貴方の檻の中?
「あっ・・・」
波留斗が思わず声を出すと、隣にいた音声監督が笑いながら
「ああ、またやってんなー。あいつは神野学だよ。ハハ・・・大丈夫、あいつは誰にでもああだから。俺たちがあれやったらアウトだけど、あいつなら、男でも女でもセクハラにならない」
他人がどう思おうと関係ない。
波留斗にとっては相手が誰であろうと、さくらに抱きつくのはノーだ。
「止めて下さい。mirayが性別を明かしていない以上、事務所的にノーです」
波留斗の厳しい声に
「そーだったね。ごめんごめん・・・こら!学、抱きつくな。セクハラだぞ」
マイクを通して、音声監督がレコーディングルームの学に告げると、驚いたように学がmirayから離れた。
「wow、mirayのマネージャーは厳しいね。大丈夫、僕たちは昔からの知り合いだから。ねえ、miray?」
「ええ、マナブンとは小さい頃からの幼なじみです」
さくらの腰に手を回して、さくらの顔を除き込む学。
このガラス越しの距離がじれったい。
しかも、さくらも嬉しそうに笑っているではないか。
波留斗はギリッと奥歯を噛み締めた。
「sorry. Mr.わかったからそんな怖い顔しないで。イケメンが台無しだよ?」
チャラチャラしたキャラだが、学のスタンダードらしい。
ようやく離れて、それぞれのマイクに向かうさくらと学を見て、波留斗はようやく、あげていた腰をおろした。
波留斗が思わず声を出すと、隣にいた音声監督が笑いながら
「ああ、またやってんなー。あいつは神野学だよ。ハハ・・・大丈夫、あいつは誰にでもああだから。俺たちがあれやったらアウトだけど、あいつなら、男でも女でもセクハラにならない」
他人がどう思おうと関係ない。
波留斗にとっては相手が誰であろうと、さくらに抱きつくのはノーだ。
「止めて下さい。mirayが性別を明かしていない以上、事務所的にノーです」
波留斗の厳しい声に
「そーだったね。ごめんごめん・・・こら!学、抱きつくな。セクハラだぞ」
マイクを通して、音声監督がレコーディングルームの学に告げると、驚いたように学がmirayから離れた。
「wow、mirayのマネージャーは厳しいね。大丈夫、僕たちは昔からの知り合いだから。ねえ、miray?」
「ええ、マナブンとは小さい頃からの幼なじみです」
さくらの腰に手を回して、さくらの顔を除き込む学。
このガラス越しの距離がじれったい。
しかも、さくらも嬉しそうに笑っているではないか。
波留斗はギリッと奥歯を噛み締めた。
「sorry. Mr.わかったからそんな怖い顔しないで。イケメンが台無しだよ?」
チャラチャラしたキャラだが、学のスタンダードらしい。
ようやく離れて、それぞれのマイクに向かうさくらと学を見て、波留斗はようやく、あげていた腰をおろした。