キミの1番になりたくて
「午後から招待試合あるから見に来てよ。ハルと一緒に活躍するから」

文化祭の朝、香椎に声をかけた。

「いちご牛乳のお礼に特別に応援してあげるよ」

「じゃあ、たくさんご馳走するから、たくさん応援して?」

彼女の顔をのぞきこむと、うっすら頬が赤く染まった。
くすっ
「顔…赤いよ」
むにっとほっぺをつまむ。
「…顔近いから!!」
ツンデレな彼女が可愛すぎて、しばらく笑いがとまらなかった。
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