キミの1番になりたくて
「やっぱり男前だ」
くすりと笑う俺を真っ赤な顔でにらんでくる。

「なんかすっごく俺愛されてるみたいだけど?」

「…しょうがないでしょ、ほんとなんだから。なんか…悔しい。私ばっかり大好きで…。タクってばいつも余裕で冷静で」

「余裕なんかないよ。今、嬉しくてたまんない。こんなに大好き連発してくれて。
…明日から一緒に学校行こう?
俺の彼女は可愛すぎるから一人にすると学校以外でももててるみたいだからね。心配で目が離せない。」
彼女の手をぎゅっとにぎる。
「クリスマス、ゆっくりデートしよう。
たくさん甘やかして俺がどれだけ好きか教えてあげるから。楽しみに…いや違うか。覚悟しとけよ?恵子」
「 ~~~!!」


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