キミの1番になりたくて
「なんだよ、急にそんなこと聞いて、拓也はいるのかよ。モテそうだもんな。お前優しいから」

「優しいか。
俺、昔っからラブレターとかチョコとか⚪⚪くんに渡してもらえる?って女の子に頼まれちゃうタイプ。
それが自分のお気に入りのコだったりしてさ、コクる前に失恋。
いわゆるイイヒトらしいよ?」

「最悪だなそれ。でも、
俺は拓也みたいな奴好きだけどな」

「何?ハルさりげなく今俺にコクった?」

「なわけないだろ!
気持ちわりぃこと言うなよバーか」

「あー残念!
両思いかと思ったのに」

くすくす笑いあうこんなハルとの関係がとっても居心地がよくて、この先もずっとこの関係を続けたいと思った。
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