雨色のてるてるぼーず
「これで顔と名前はわかったね。竹中…ようさん?なんて読むんだろ。てか水葉めちゃくちゃ面食いじゃん!かっこいいわぁ。」



まぁでも私の好みの顔ではないかな…などといいながら桃は携帯やパソコンを駆使して手がかりを探してくれる。




SNSをやってるかなど下校時刻になるまで桃が協力して探してくれたが、何の成果も得られなかった。





結局名前しか分からなかったが、スッキリとした気持ちが心を満たしていた。





その日の夢は穏やかな海を見ていた。





誰かに包み込まれているような感覚と共に。
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