雨色のてるてるぼーず
夏休み
時が過ぎるのは早いもので期末試験も終わりついに夏休みがやってきた。
とはいえ私にとってはそんなに楽しみな夏休みである訳では無いのだが。
「あーつーいぃぃー」
剣道部の部長の美結が袴をパタパタさせながら冷房をつける。
うちの学校は道場に冷房が設置されているため冷房をつければ楽に部活ができるのだ。
とはいえ面をつけると蒸し風呂状態なのは変わらないのだが。
3年生が引退してしまったので今は私の代が最高学年だ。
そして私は副部長なので美結のサポート役だ。
「さーいきますか!」
そう言って美結は面を持って立ち
「整列!」
と道場中に響き渡る声で言う。
この暑い夏休みに部活ができるのも今年が最後。
頑張らねば!
そう気合を入れて
「はい!」
と応じて整列をした。
とはいえ私にとってはそんなに楽しみな夏休みである訳では無いのだが。
「あーつーいぃぃー」
剣道部の部長の美結が袴をパタパタさせながら冷房をつける。
うちの学校は道場に冷房が設置されているため冷房をつければ楽に部活ができるのだ。
とはいえ面をつけると蒸し風呂状態なのは変わらないのだが。
3年生が引退してしまったので今は私の代が最高学年だ。
そして私は副部長なので美結のサポート役だ。
「さーいきますか!」
そう言って美結は面を持って立ち
「整列!」
と道場中に響き渡る声で言う。
この暑い夏休みに部活ができるのも今年が最後。
頑張らねば!
そう気合を入れて
「はい!」
と応じて整列をした。