雨色のてるてるぼーず
そして部活が終わったこのあとは塾に行かなければならない。
うちの親が受験をとても意識しているのはわかるがさすがにこの時期からこんなに行かなければいけないとなると来年おかしくなってしまいそうだ。
「水葉帰ろ!」
そう言われて駅まで向かう。
暑くてこの時期の帰り道はきつい。
うちの学校は駅までの道には日陰ができにくくただただ暑い。
「はぁ…塾やだな…」
そうボヤくと
「水葉たくさん塾通ってるよね?どこ目指してんの?」
「んーっと…T大…」
「あ、やっぱりそーなんだ!でもT大相当レベル高いもんね〜大変だよね…」
「うん…」
「美結は?」
「えっ、私なんかまだ決まってないよ!」
確かにまだ志望校が決まってない子は多いだろう。
私の場合親が決めた志望校のために勉強を頑張っているようなものだ。
言わば親のあやつり人形。
自分のしたいことは他にあるのだが言えない。
そんな自分が嫌だ。
うちの親が受験をとても意識しているのはわかるがさすがにこの時期からこんなに行かなければいけないとなると来年おかしくなってしまいそうだ。
「水葉帰ろ!」
そう言われて駅まで向かう。
暑くてこの時期の帰り道はきつい。
うちの学校は駅までの道には日陰ができにくくただただ暑い。
「はぁ…塾やだな…」
そうボヤくと
「水葉たくさん塾通ってるよね?どこ目指してんの?」
「んーっと…T大…」
「あ、やっぱりそーなんだ!でもT大相当レベル高いもんね〜大変だよね…」
「うん…」
「美結は?」
「えっ、私なんかまだ決まってないよ!」
確かにまだ志望校が決まってない子は多いだろう。
私の場合親が決めた志望校のために勉強を頑張っているようなものだ。
言わば親のあやつり人形。
自分のしたいことは他にあるのだが言えない。
そんな自分が嫌だ。