『30歳…。』

なり受験当日。私は雪の中試験に向かった。当日でも私は『受からないよ』ぐらいしか思ってなかった。 試験も終わり家に帰宅。結果は早い事にその日の夕方電話がくる事になっていた。家中がｼｰﾝと妙な空気の中電話が鳴り出した。母がでるとやっぱり結果の連絡だった。そして母が『ありがとうございました』と笑顔で電話を切った。。母は振り返りみんなに言った。『今日はお祝いね！』と。。その瞬間私の頭の中にいろんな思いが駆け巡った。受かってしまったと言う事は大好きな彼とは別の中学校…？友達ともバイバイ…？。。全くお祝いﾑｰﾄﾞにはなれなかった。ただただ、『どうしよう…』しかなかった。。そして母は小学校の先生にも電話をし合格を報告してしまった。。もうみんなの耳に入る日もそう遠くない。。
そしてクラスで先生がみんなに報告したのはそれからすぐの事だった。
友達はみんなビックリ。まさか…っという感じだった。そして大好きな彼にもすぐにクラスメイトが報告に行ってしまった。。その日廊下ですれ違った時、彼は私に『違う中学行くの？おめでとう』と言って行ってしまった。私はうまく話せなかった。学校から帰り近くのスーパーに友達と行って彼に電話した。すると彼に言われ