Toxic(※閲覧注意)
「…もう欲しいの?でももうちょっと我慢して」

そう囁いた柴宮の指が、ストッキングの上から真ん中の敏感な部分をなぞり始める。

「…………ああんっ……」

「……ねえ、ストッキングまで湿ってる」

耳元でいやらしく囁いて、そのまま耳朶から首筋へと舌を這わせた。

彼の黒い髪が鼻先をくすぐる。

ラ・フランスの甘い香りと、雄の色っぽい汗の匂い。

それだけで興奮して、達してしまいそうだった。

スカートとストッキングを脱がされると、今度は下着の上から、一番敏感な突起をきゅっとつまみ上げられる。

「やんっ…………」

体を震わせたのも束の間、すぐに下着も脱がされ、今度は直接指を這わす。

「……あ、あ、ああ……………」

「なにこれ、すげーぐちょぐちょ。夏目さんってエッチだね」

「……だって…………あんっ……」

くちゅくちゅといやらしい水音を立てながら、彼は下の服を器用に脱いでいく。

「ねえ、俺のも触って」

露になった彼の大きなソレの先が、少し濡れて光っているのを見て、私はますます興奮した。

体を起こして、彼の硬く猛る自身を握り、そのまま口に含む。

「………やば………すげーきもちい………」

柴宮は少し掠れた声でそう漏らすと、そのまま後ろに体を倒す。

「夏目さん、お尻こっち」

恥ずかしさも忘れて彼の顔に跨がれば、すぐに熱い舌先が秘部を舐め回す。

「ああっ…………気持ちいいっ…あ…あ…あっ……」

腰が抜けそうな快感に、彼の硬いモノを握ったまま体が崩れ落ちた。

「こら、ダメでしょ? ちゃんと俺のも舐めなきゃ」

柴宮は笑って言うと、また私の突起に吸い付きながら、中に指を挿入させて、激しく犯し始めた。

「…………ああ、それダメッ!……あ、あ、イッちゃ、イッ、あああーっ!」

体を大きくひくつかせて私が達すれば、柴宮はすぐに私の体をひょいっとひっくり返した。

そして、両足を上に持ち上げると、そこに熱くて太いモノを、何も言わずにいきなり差し込んだ。
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