君に好きだったと伝えるまで…
「俺は、吹奏楽部。」と潤は言った。
「吹奏楽部?」私は聞いた。
「うん。姉ちゃんがやってるから、やってみたくって。」と潤は言った。
「そっか。頑張って。」と私は言った。
部活が始まると、私はある事に気が付いた。
潤が入った吹奏楽部の練習が、美術室から見えた事だ。
時々見ると、潤がこっちを向いて目が合った。
私は目を合わせると胸が高鳴った。
私は、よく居残って絵を描いていた。
潤は吹奏楽部の練習が終わると私が居る美術室に必ず来た。椅子を引っ張って来て、私と背中合わせに楽器のメンテナンスをしていた。
私はこの時間が好きだった。
「吹奏楽部?」私は聞いた。
「うん。姉ちゃんがやってるから、やってみたくって。」と潤は言った。
「そっか。頑張って。」と私は言った。
部活が始まると、私はある事に気が付いた。
潤が入った吹奏楽部の練習が、美術室から見えた事だ。
時々見ると、潤がこっちを向いて目が合った。
私は目を合わせると胸が高鳴った。
私は、よく居残って絵を描いていた。
潤は吹奏楽部の練習が終わると私が居る美術室に必ず来た。椅子を引っ張って来て、私と背中合わせに楽器のメンテナンスをしていた。
私はこの時間が好きだった。