Beautiful☆キッス

帰り

「え!莉野。居残り?」
真帆は驚いたようにこちらを見る

「良かったね!」

「よくなーい><!」
もうあんな狼みたいな奴となんて。


その時 トンッ
と背中に誰かの手がのった。

「莉野。 行くぞ」
う!京太!  もう行きたくなーい

空き教室

「じゃぁ2人でこのプリントを3枚づつ
クラス人数ぶんにまとめてくれよ」

「はい」 なんか表だ。コイツ。

ガチャ 
先生はドアを静かにしめていった。

やば体震えてきた、なんか顔も熱いよ・・。

「何?体、震えてるけど?」

「なんでもないっ!」

とりあえず早く作業終わらして我が家に帰ろう
ババッ! すばやくプリントをまとめた。

「お前。俺と2人きりが嫌なわけ??」

京太は、私の心を読んでるかのように
こちらを見る。

「そ・・そうですよ?」

「お前が始めてだ。 俺と2きりが嫌な奴」

「・・・」
しばらく沈黙が続く。 
だが手の動きは止まらない。
ようやくプリントまとめが終わった

「わ・・私。終わったからかえるね?」

その時だ
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