幸せにしたい。
約束の日は、あっという間にきた。

ちょうど時計の針が3に来る頃店のドアを開けた。

『いらっしゃいませ。久しぶりですね。』

店員の、梓さんが元気よく声をかけてくれた。

「こんにちは、ちょっと仕事がバタバタしてたので…」

トンっ。

テーブルの上にお冷とメニュー表を置かれた。

『お待ちしてました。玲さん。』

「久しぶりです、安室さん。」

安室さんのメニューは、裏に乗っていてオススメと書かれていた。


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