運命ってドレダ?


「え、えっと…練習?」


と苦笑いだった私を見て、


「森越って真面目なんだね。」


と桜日は笑った。



「い、いや、たまたま練習してただけだし!」



「ちょっとボール貸して!」


といわれ、反射的にボールを渡した。



すると、走ってひょいっとシュートを決めた。



す、すごい…。




「俺、バスケ得意だから教えてあげるよ。」



「え?!」



思わず変な声を出してしまった。



「シュート決めたいんだろ?」



「そうだけど、、悪いよ、」



「俺暇だから大丈夫!」





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