最初で最後の恋
鼻歌を歌いながら、自分の部屋に行く。
ガチャリとドアを閉め、ベットにダイブする。
『ほんとに、受かっちゃったんだよね・・・。』
夢なんじゃないか。と思い、
頬を抓ってみる。
『痛いや・・・。
受かったんだね、うん。』
一人で喜びをかみ締める。
一週間後に控えた入学式が、
とても待ち遠しく思えた。
携帯を開き、
『輝葉高校、
合格ですっ(*´∇`*)』
と、なんとも華やかなメールを、
一斉送信した。
一分もしないうちに、
携帯がなった。
「うっそ。
ほんと?おめでとー(*U艸Q*//)」
などと、色々な内容のものが着た。
実は、私の友達は、一人も
輝葉高校を受験していない・・・。
レベルが高いやら、
いい男がいないやらで、
中学校で同じだったクラスでは、
私一人だった。