Blurry thoughts
第1章

幸せ

鳴り響く目覚ましを止める

隣には大切な人が気持ちよさそうに眠っている

横に寝ている彼女を起こさないようにベッドから出る

この朝を迎えるのは今日で丁度1年

一目惚れだった

高校で出会って時間をかけてアプローチを重ねて高校卒業

後付き合って大学卒業後から同棲を始めた

仕事も私生活も怖いくらい順調で

幸せを噛み締める毎日だ

これ以上の幸せも掴めると確信していた
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