貴方の為なら私は…2
それから…

由夢side







翔也のあの言葉の後…


私は再検査室へ連れて行かれた…


嫌だよ…悪化してるなんて言わないよね…?


私の予想は、大きくハズレていた…


『まさかっ…そんなことって…』


「な、何なんですか先生…?」


『貴方の病気が…完治しているんです…


あれは不治の病のはず…


これは、実にすごい出来事ですっ‼


これから再発することは無いと思うので…


彼氏さんとお幸せに…(^o^)』


「///は、はい…。」





「ねぇ、翔也!事件だよ!大事件!!」


「何だ何だ…?俺のお姫様は随分元気だなぁ」


「もうっ、ちゃんと聞いて‼


実はね…病気治ったの…‼」


「え、あの病気が…?


本当の本当か…?」


「うんっ!これで翔也と一緒に…


って、わぁっ!!‼」


「良かった…良かったな、由夢…!」


「うん…‼ 翔也のおかげだよ…‼」


「なぁ、由夢?


俺、由夢を絶対幸せにする。


だから高校卒業したら…


俺と結婚して下さい。」


「(´;ω;`)ウッ…はい‼」


「うわぁ‼ 泣くなって‼」


『フッ お姉ちゃん、幸せそうだなぁ…。


さ、俺も頑張ろーっと‼』


こうして私は、


大きな壁を乗り越えて


翔也と幸せになりました‼


「由夢〜‼ お弁当無いっ‼」


「え⁉ 今行くから待って〜‼」


フフッ では私はここまで‼


じゃあ愛しの旦那さんの元に行くから…


皆さんもお幸せに…‼


「由夢急げ〜‼」


「分かってるってば〜‼」


















〜Fin〜
< 11 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop