OLが暴走族に絡まれた


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side ミオ


イライラしながら下に降りるともう1人の副総長
の透弥がいた。

そういえば輝月のやつ、こいつのこと紹介し忘れてたな。かわいそうに。

「どうした、ミオ。」

いつもは鈍い透弥にも分かるほど、俺は不機嫌らしい。


脳裏に浮かぶのは、さっきの唯望とかいう女。


まだ、歳の近い女なら許せたのに。


よりによって、歳上の女なんて…


「優真が女連れてきた。」

「へー、で?」

透弥は相変わらず反応がうすくて、なに考えてんのかわかんねぇ。

「上に行けばわかる。」

そう言うと、透弥はだるそうに返事をして階段の方へ歩いていった。




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