耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー
怜の言葉が心に響く。泣き出したいほど嬉しくて、美寧はぎゅっと怜の体に抱き着いた。
「わたしもっ!私も怜ちゃんのことが好き!」
余計なことを考えずに自分の気持ちを素直に口にする。
いったん口を開けば、あとはスルスルと想いが言葉になってこぼれ出す。
「おじいさまとも誰とも違う。れいちゃんだけへの『好き』。……ほんとよ?」
怜の体に回した腕にぎゅっと力を入れてそう言うと、美寧を抱きしめる腕も強くなった。
「ありがとう、美寧」
「ううん、こちらこそ。ありがとう、れいちゃん……私のこと、拾ってくれて。好きになってくれて」
逞しい胸に頬をすり寄せて言うと、怜がくすりと笑った。
「これで俺はミネの正式な“恋人”になれますか?」
「も、もう……前からちゃんと恋人だったでしょう?」
「練習は?まだ必要?」
「うっ、それは……少しずつで……お願いします……」
「了解しました」
怜の返答の後、どちらともなく顔を見合わせて、くすくすと笑い合った。
「わたしもっ!私も怜ちゃんのことが好き!」
余計なことを考えずに自分の気持ちを素直に口にする。
いったん口を開けば、あとはスルスルと想いが言葉になってこぼれ出す。
「おじいさまとも誰とも違う。れいちゃんだけへの『好き』。……ほんとよ?」
怜の体に回した腕にぎゅっと力を入れてそう言うと、美寧を抱きしめる腕も強くなった。
「ありがとう、美寧」
「ううん、こちらこそ。ありがとう、れいちゃん……私のこと、拾ってくれて。好きになってくれて」
逞しい胸に頬をすり寄せて言うと、怜がくすりと笑った。
「これで俺はミネの正式な“恋人”になれますか?」
「も、もう……前からちゃんと恋人だったでしょう?」
「練習は?まだ必要?」
「うっ、それは……少しずつで……お願いします……」
「了解しました」
怜の返答の後、どちらともなく顔を見合わせて、くすくすと笑い合った。