耽溺愛ークールな准教授に拾われましたー
(れいちゃん、怒ってなかったよね…良かったぁ。)
奥の部屋へと入って行く怜のうしろ姿を見送りながら、美寧はホッと胸を撫で下ろす。
今朝、怜が出かける前にした遣り取りを思い返した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「えっ?お仕事に行っちゃうの?」
朝食中、突然聞かされた予定変更に、美寧の口から驚きの声が上がる。
「ええ…急なトラブルで、出勤せざるを得なくなりました。」
「そうなんだ……」
そう呟いた美寧は、明らかに肩を落とした。そんな美寧を見て怜は申し訳なさに眉を下げる。
「すみません。今日は一緒に出掛ける約束でしたのに。ミネには本当に申し訳ないのですが…」
怜が謝罪を口にしても、美寧は俯いたまま黙っていた。
そうして気まずい雰囲気の中、手早く朝食を済ませた怜は、よほど急ぎの仕事だったのか、慌ただしく仕度をして家を出て行ったのだった。