旦那様の独占欲に火をつけてしまいました~私、契約妻だったはずですが!~
あ、あれ? 違った? 別に意味なんてなかったのかな。だったらものすごく恥ずかしい……!
口をパクパクさせる私に、俊也さんは囁いた。
「想像に任せるよ」
そしてまた私の身体を抱き寄せた。
なんか、はぐらかされた気がする。……だけど想像に任さるってことは、事実ってことなのかな?
「俺たちの夫婦としての始まりは普通じゃない。でも俺は芽衣のことが好きだから結婚したいと思ったんだ。そのことを忘れないでほしい。……それと俺は芽衣のことを逃がすつもりはないから。……だから早く俺を好きになって」
ゆっくりと離された身体。甘い瞳で私を見る彼に胸が高鳴る。
俊也さんの言う好きって気持ちと、愛する気持ちの違いがわからない。でも彼はちゃんと私自身を見て、好きになってくれたんだよね?
だったら私も、もっとしっかり俊也さんのことを知って好きになりたい。俊也さんとこれから本物の夫婦になっていきたい。
「……はい」
その思いで返事をすると、俊也さんはホッとした顔を見せた。
口をパクパクさせる私に、俊也さんは囁いた。
「想像に任せるよ」
そしてまた私の身体を抱き寄せた。
なんか、はぐらかされた気がする。……だけど想像に任さるってことは、事実ってことなのかな?
「俺たちの夫婦としての始まりは普通じゃない。でも俺は芽衣のことが好きだから結婚したいと思ったんだ。そのことを忘れないでほしい。……それと俺は芽衣のことを逃がすつもりはないから。……だから早く俺を好きになって」
ゆっくりと離された身体。甘い瞳で私を見る彼に胸が高鳴る。
俊也さんの言う好きって気持ちと、愛する気持ちの違いがわからない。でも彼はちゃんと私自身を見て、好きになってくれたんだよね?
だったら私も、もっとしっかり俊也さんのことを知って好きになりたい。俊也さんとこれから本物の夫婦になっていきたい。
「……はい」
その思いで返事をすると、俊也さんはホッとした顔を見せた。