旦那様の独占欲に火をつけてしまいました~私、契約妻だったはずですが!~
「楽しい時間でした。俊也さんこそお疲れ様です。……と」
声に出しながらメッセージ文を打ち込んでいくものの、途中で手が止まる。
【俊也さんに話したいことがあります】
打ち込んだ文字を消していく。
告白フラグすぎる? いや、でも宣言しておかないと、いつまで経っても私、言えない気がするし……。
迷いに迷いながら、再び同じ文を作成して思い切って送信した。
「送っちゃった」
でも好きって伝えたいもの。だったらこれでよかったんだよ。
するとすぐに届いた返信メッセ―ジ。そこには【わかった。じゃあ頑張って早く帰る】と書かれていた。
俊也さんのメッセージを見て笑みが零れる。
彼が出張から戻ってきたら、美味しい料理をたくさん作って出迎えて、そして好きって伝えよう。
その日のことを考えながらこの日は眠りに就いた。
次の日からも仕事に追われ、気づけば俊也さんが出張から戻るのを明日に控えた今日。
定時を過ぎて少しするとスマホが鳴った。
「誰だろう」
もしかして俊也さん? なんてドキドキしながら確認すると、電話の相手は玲子だった。
どうしたんだろう、なにかあったのかな。
声に出しながらメッセージ文を打ち込んでいくものの、途中で手が止まる。
【俊也さんに話したいことがあります】
打ち込んだ文字を消していく。
告白フラグすぎる? いや、でも宣言しておかないと、いつまで経っても私、言えない気がするし……。
迷いに迷いながら、再び同じ文を作成して思い切って送信した。
「送っちゃった」
でも好きって伝えたいもの。だったらこれでよかったんだよ。
するとすぐに届いた返信メッセ―ジ。そこには【わかった。じゃあ頑張って早く帰る】と書かれていた。
俊也さんのメッセージを見て笑みが零れる。
彼が出張から戻ってきたら、美味しい料理をたくさん作って出迎えて、そして好きって伝えよう。
その日のことを考えながらこの日は眠りに就いた。
次の日からも仕事に追われ、気づけば俊也さんが出張から戻るのを明日に控えた今日。
定時を過ぎて少しするとスマホが鳴った。
「誰だろう」
もしかして俊也さん? なんてドキドキしながら確認すると、電話の相手は玲子だった。
どうしたんだろう、なにかあったのかな。