旦那様の独占欲に火をつけてしまいました~私、契約妻だったはずですが!~
「もしかしたら昔のように心のないことを言われるかもしれない。……その時は絶対に俺に言うこと。お願いだからひとりで抱えて苦しまないでくれ」
俊也さんの優しさにまた嬉しくて、泣いてしまいそう。
だけど今は笑顔で彼に伝えるべき。
「……はい!」
笑って返事をすると、俊也さんも笑顔を見せた。
ずっと自分の生い立ちに負い目を感じてきた。でもそんなの関係ないよね。他人にどう思われようと、私は今とっても幸せ。だったら堂々と、彼の隣でいつも笑って過ごしていこう。
「それとさ」
そう前置きすると、彼は私の耳に顔を寄せた。
「早く子供がほしいな。芽衣と俺の子だったら、絶対可愛いだろうし」
「なっ……!?」
声を荒らげる私を見て、俊也さんは声を上げて笑った。
「いや、でももう少し芽衣との新婚生活を楽しみたいな」
「もう、どっちですか?」
すると彼は足を止め、周りに人がいないことを確認してそっとキスを落とした。
「どっちも。……芽衣のことを愛しているから早く子供も欲しいし、ふたりの時間も大切にしたいんだ。だからまずは今夜、とことん愛し合おうか?」
意地悪な顔で言う彼にタジタジになりながらも、そんな俊也さんがやっぱり大好きで彼の胸の中に飛び込んだ。
きっと私たちはこれから先の未来も、ずっと幸せに過ごしていけるはず。近い将来、新たな家族を迎えて。
俊也さんの優しさにまた嬉しくて、泣いてしまいそう。
だけど今は笑顔で彼に伝えるべき。
「……はい!」
笑って返事をすると、俊也さんも笑顔を見せた。
ずっと自分の生い立ちに負い目を感じてきた。でもそんなの関係ないよね。他人にどう思われようと、私は今とっても幸せ。だったら堂々と、彼の隣でいつも笑って過ごしていこう。
「それとさ」
そう前置きすると、彼は私の耳に顔を寄せた。
「早く子供がほしいな。芽衣と俺の子だったら、絶対可愛いだろうし」
「なっ……!?」
声を荒らげる私を見て、俊也さんは声を上げて笑った。
「いや、でももう少し芽衣との新婚生活を楽しみたいな」
「もう、どっちですか?」
すると彼は足を止め、周りに人がいないことを確認してそっとキスを落とした。
「どっちも。……芽衣のことを愛しているから早く子供も欲しいし、ふたりの時間も大切にしたいんだ。だからまずは今夜、とことん愛し合おうか?」
意地悪な顔で言う彼にタジタジになりながらも、そんな俊也さんがやっぱり大好きで彼の胸の中に飛び込んだ。
きっと私たちはこれから先の未来も、ずっと幸せに過ごしていけるはず。近い将来、新たな家族を迎えて。