そんな私は…
「もしも、だよ?結がそれを望んでたとしたら?」

「記憶が戻る事をか?」

「コクリ」

「…それ以上は、答えられない。何の為に、レイちゃんが行ったの…」

「結の為?」

「それもある。…他は…貴方と貴方が接触した人間諸共…消す。」

「…」

「18歳になる誕生日の日…1日が今後の運命を分ける。表か裏、生と死を分けた1日。」

「草加の誕生日は、何時だよ…!」

「其れは…」

“結の誕生日は…本人さえも知らないの…知ってるのは、実の両親だけ…”
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