そんな私は…
「其処から違う場所に行ける?」

カナに目を向けるが、頭の上に?を浮かべてる。

「分かりました…今から違う場所に、移るので…切りますね?」

「分かった…くれぐれも私達3人の秘密って事で、宜しく。」
そう言って次の瞬間…ツーツーの音が聞こえ、切った。

「柏木さん…ありがとうございます。」と言って、携帯を渡した。

「コクリ…レイの事だから、あなた方に用事があるんだね?…」

「はい…それでは、失礼します。」
頭を下げて、教室から出ようと静かに歩く。

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