そんな私は…

「許可は取ってある。」

「へぇ〜」

「しかし…何故今はされてないのですか？」

「追い出されちゃった〜!情報漏らしたとかで…」
笑うカナ…無理に笑ってるとしか思えないのですが…

「は？」

「…」

「姫の事はなかった事に…」
急に軽蔑し出す耀と紫乃以外の幹部達と下っ端数人。


「カナ。」

「やはりこの有り様ね…結局同じだね…アンタ等は。」

「あぁ？」

「うわぁ〜怖！」
笑っているカナ。…目を離したら消えてしまいそう…


「叶ちゃん…そうやって今まで自分の事を責めてたんだね…やってもいないのにｯ…情報を管理しているからって理由で。」

「…苦笑」

「俺、叶の味方!」
あら〜極度の女嫌いの耀まで味方に付けた…凄い。