そんな私は…
「どういう意味ですか?」

「一般人でも容赦ないよ?現に影谷広夢…だったかしら?」

「影谷!?」

「あと一歩遅れてたら、逝ってたよ?…組長と幹部たちが気付かなければ…最悪。」

「!」

「潜入がバレたのは、"南雲"の仕業。」

「ッ!チッ!」

「私専用の主治医の所に彼が居るから、其処は安全よ。」

「主治医?何か悪いのか?」

「"南雲"を消す方法…其れは――――」
"死神の血…"

「死神の血?」

「其れも、貴女のね?」
と指で示したのは…

「は?私?!」

「匂いでも、触れるのも、触るのも…"南雲"にとって弱点よ!」

「とんでもない事、更っと言い過ぎ…何か企んでる?」
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