そんな私は…
「…」
外を見る横顔が、嘘ではないと分かった。

「先生…」

「ッ!な、何だ?!私は悪くない。」
そう言って、教室から出て行った。

ジャリン
「…?」
ペンダントさえも覚えていないらしく眺めながら、首を傾げていた。

「鎖をどうにかしないと…この状況はアイツ等にバレたら、五月蝿いよな…」
トントン
「あ?何だ?」

「此れ、先生のですか?」

「え…あ、あぁ…そうだ。」
引き攣った顔でそれを受け取った。

ガラガラガラ
「レイラ〜」

トコトコトコトコ
ガシッ
「ビクッ!」
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