そんな私は…
「凪、何をしておるんじゃ?」

「怪我をされておりましたので、少し事情をお尋ねしている所です。」
嫌な顔をせずにニコニコと笑いながら話す凪。
「ふん!そんな奴等放っておけ!」

「承知しました。」
90度に頭を下げる凪だが、よく見ると、表には出さないでいるが、しっかりと怒りが感じられる。

「志道様!結様をどうされるおつもりですか?」

「メイド如きが、儂に聞くとはなんと無礼者!」

「無礼で結構です!」

聖「ボソッ…結様は現在は眠られています。しかし、刻印が浮かばないので、今はなんとも言えません。」

「聖!何べらべらと喋っておるのじゃ!!!」
ビューーン
「クッ!」

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