そんな私は…
「メイドさんから電話来て…急いで駆け付けて来た。」

「…羅夢とこの家と何か繋がりが…?」

「まぁ…」
と目を逸らす羅夢。


「羅夢…ちょっと来て…」
レイラが羅夢を呼ぶ。
当の本人は、キョトンとする。

「?分かりました…」
そう言って、違う部屋へ行った2人。

「レイちゃん…」
唇を微かに噛み締めてレイラの名を呼ぶ、祐奈ちゃん。

「どうかしました?」
その状況に耐えられなかったのか、静かに聞く紫乃。



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