そんな私は…
「…」

「オッサン、黙ってくれるかな?」

「んな!」

「ボソ 恥ずかしい過去バラしますよ?」

「グッ!」

「「「《あの五月蝿いの、黙らした!》」」」
とレイラの後ろにいた皆がそう思った。

ピュッ
バタン
「痛ッ!」

「え…」

「レイ…!」

「此方に来んなッ!」
ヨロヨロ
ピュッ
「ッ!」

「何が…起こってるの?」
突然の事で、泣き出す子もいる。

ピカッ 
「眩しっ!」


「ガルルルルルル…」
其処には、真っ黒の犬がいた。其れも、尻尾が大きく普通の犬とは明らかに違う。額と首に紫の模様があった。
「ウォル…」

「“分かってる…悪霊を追い払えば良いんだろ…?”」
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