そんな私は…
「花梨…?」
遠慮気味にそう呼ぶ。

「るぅちゃーん!!」
慌てて抱き締める流未
「真凛…も久し振り?」
真凛の姿を見て、戸惑いながらも挨拶をする。

「えぇ…久し振りね?」

「…あの〜取り敢えず、座りませんか?」
すると、祐奈が3人に向かって、そう聞いた。

3人は頷き、その場に立っていた全員はソファーや絨毯の上、椅子に座った。

「……」

「……」
やっぱり沈黙した。
それを破ったのは、
「取り敢えず、飲み物用意するね?何がいい?」

1人ひとりが言っていき、キッチンに行く祐奈の後を、海斗が付いて行った。

「…………………。」
不味ったな…この組み合わせ。

それから、5分位して、全員分の飲み物をお盆にのせて持って来た海斗とその後を付いてきた祐奈。
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