そんな私は…

それから、また沈黙するリビング

「……」

「……」


「「「……………………………………」」」

「ゴホン…此処に集まったのって、3人に関わってる事であってる?」
沈黙を破ったのは、祐奈だった。
3人は、揃って頷く。それを見兼ねた紫乃が、

「詳しくお話してください。何故、裏組織が花梨達を狙ってたのですか?」

「えっと…其れは私達も分からないの。」

「え?」

「真凛さんの言う通りあなた方3人が知らないのは当たり前よ?知ってるのは私とこの場にいないレイラだけだから。」

「どういう意味だ?何故当の本人達が知らなくて、関係ない奴が知ってるんだ?」
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