そんな私は…
「それ、今必要ですか?」
羅夢が何を思って、結の頭痛の原因を聞いてるのかこの場にいる皆は知らない。

「場合によっては、聞き出さないといけない時もある」
そう真剣な表情で言い切る羅夢に誰も言えずにいる。


「“クレナイ”の時と関係あるのかは知らないけど…」

ーーーー…頭痛の原因を突き止めない限り、一生変わらないよ。…

「…ッ!」

「さてと、この話は終わり!…
まぁ…簡単に言うと、レイの父親が結を勝手に敵視し、それに巻き込まれたのが花梨達って事だね。ウンウン」
 
「2人とも、ごめんね?」
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