そんな私は…
『では、ほかに解決策とかありますか?』

全員「…ッ!」
羅夢にそう言われ、当たっていたのか、その場にいる全員が口を閉ざした。
その中でも、何か解決策はないかと考えてる人物はいた。
「私にも何かお役に立てるのであれば、是非そのDarknessの総長さんに会います。」

「!?何で…!」

真「羅夢…佐那に何を言っても変わらないと思うよ…」

『…ッ!』

佐「無理を承知です…義姉は何がなんでもします!自分が危険に合わなければ、友達でさえも利用します!過去に何度同じ光景を見てきたか…義姉の親友は未遂した程なんです…」

全「……ッ!!!!」

佐「だから止めるのであれば…私にも考えがあります」…時を止めるというのをね…

大「アンタは何がしたいんだ?
自分の姉が今、行おうとしている事やそれをなぜ危険な目に自分から遭おうとするんだ?!赤の他人だろ?!」

佐「えぇ…確かに赤の他人ですね…偽善だと思われても仕方のないことです。ですが、私のせいでもあると思うんです。」

耀「どういう事?」

佐「私が姉の“記憶に”違う記憶を上乗せしたからです。」

「は??」「どういう事だ?」
など、やはり混乱している。
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