そんな私は…
「グゥ~」

・・・

「夢の中でもお腹は素直なんだね?」
大翔の腹の音だった。

「腹減った〜…」

「急いで、作るから待ってて!其れに…」

「全員居るよ?」

私が言いたい事が分かったのか、仁が応えてくれた。

「分かった!」

う〜ん…今日は・・・

食パン、ハム、卵があった筈…。

…サンドウィッチにしよっと!

1時間後

8時前には、何とか作れた!ふぅ〜

大翔達と下っ端くんと別けて、持って行った。

皆が食べ終わるのに20分は掛からなかった。

8時半に皆出るらしく、私も見学の時に着た制服に着替え、8時半丁度に、倉庫を出た。

余計に目立ちたくないので、私は歩きで行くことにした。

ただでさえ、地毛が、金髪なんだから…三つ編みにしてから、黒縁メガネを掛けた。端から見れば、金髪の真面目ちゃん…と言えるのか…


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