そんな私は…
ガチャリ
「お話終わりましたか?」

と言いながら、入ってくるので、正直驚いた。

「羅夢さん少し宜しいですか?」

羅『え?あたし?』

「はい、羅夢さんです。
神崎流未さんの事です。」

羅『流未の事、知ってるの?』

それから、なぜ流未の事を知ってるのかを佐那から聞いた。

「ですので、流未さんと佐倉の人間との接触を避けて頂きたいのです。」

羅『了解!取り敢えず、劉に…流未の彼氏に伝えてくる。』と言って電話する為に出て行った。

「羅夢さんが居ない今ならあの事を伝えます。」

祐「へ?」

「紅羽さんの事です。」

「「「!!!」」」

「紅羽さんの腕に刻印があると仰っていましたが、それにはある特殊な刻印が施されています。
ただの刻印でしたら、問題はありません。
ですが、描かれてある液体そのモノに反応する物があります。」それは…

「火薬、水、あってはならないもの…具体的にこの世に存在しないモノです。あたしが調べた限りですが…」

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