そんな私は…

濡れ衣

「・・・って言うか、何でクラスの奴等までいんだ?」

「皆の屋上。…よって、とやかく言われる筋合いはない。」
芽衣は涼しげに言う、が…其れを周りにいる人は、大翔達の顔色を窺っていた。

「プッ…アハハハハハッ面白ッ」

「…」そんな大翔に哀れむ様に目を向ける芽衣。

「ボソ すげぇ…」

「あ…そう言えば、教室での出来事、他言した場合…」

(゚A゚;)ゴクリ

「今日の事だけじゃなく、羅夢と紅林とあの子との関わりを一切断ち切る…事も私は出来るから」
目を合わす事なく、淡々と話す芽衣。
「お、おう…」

「そのような事にならない様、頑張ってね?私も無駄に力を使いたくないから。」
記憶を消すのは、此方もダメージ大きいし…
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