そんな私は…

「人はいつか死んじゃうんだよ？…私はその時が早いか遅いかなんて、気にしない。今一生懸命生きるのが、私にとっての“生き甲斐”だと思う。」
空に向かって呟く芽衣の横顔に、真剣に聞く皆。

「私は、遠い昔からこの世界を知ってるけど、今までだったら、“生きたい”って気持ち興味や関心もなかった…」

「今は？」

「今は…私の正体を知っても、顔色変えずに接してきた人は、此処にいる皆だけ!…まぁ中には、気持ち悪いと思う人もいると思う。」

「…ｯ!そんな奴等がいたら、怒る！」

「俺は、凄いと思うぞ？こんな世の中を200年も生きてるなんて…誇りに思う。」

「確かに…初めて会った時から、不思議な人だなぁ〜と思ったけど…」

「あのレイラって子もすごいと思うぜ!尊敬する！」