そんな私は…
「え…」
芽衣は、絶望の目になっていた。瞳が真っ黒…

「お前等!何言ってんだ?!」

「コイツがそんなのする様には見えねぇ!」


「皆様も、騙されてるんですよ!」
ドクン

「クッ…」
苦…しい
「騙されねぇぞ!そんな芝居!」

「そうよ!」

「ちょっ!皆!芽衣じゃない!」

「コイツに脅されてるのか?!」

「ちがっ」

「そうだよな…こんなバケモン…」
ドクン
バケモン…脳裏であの事を思い出した。

ドサ
「へ!また芝居か!おら!立てよ!」
ゲシゲシ ドカドカ

「…」

「チッ」

「おい!止めろ!!!」
賢人が止めに入るが。
「うっせぇー!!!」

そいつは、正気を失ってるのか、芽衣を蹴りながら、柵の方へ進んでるのがわかった。

嫌な予感がした俺は、止めに入るが、男子達に邪魔をされる。
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