そんな私は…
「え?どういう事?」

「まぁ例えばですけど、記憶喪失だったり感情が無くなったり…」

「は?」

「…結は、そんな事にならないよね?!」

「分からないけど、無いとは言えないかな?アヤカシが増えたのは、私のせいでもあるから。」


「私は止める権利ないが、目的地まで送る。此れは強制だからね?」

「分かった…では。」
ガチャリ

「取り敢えず皆は、この事、絶対に誰にも言わない事。」

「…ッ!」

「ゆ…いッ!」

「あの子もあの子なりに決心したんだ…」

「…」

レイラは、結を送る為に下に飛び降り、その後、屋上にいた皆は、呆然としたまま、教室に帰って行った。

周りからは〘ゾンビ〙に見えたみたいで、一日中、遠くから見ていた。
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