そんな私は…
「結…元々の性格が正にこれ…キレると男口調になる。」

「怖ッ!」

「殴るのは良いけど、周りを巻き込まないでよ?」

「はあ?指図すんじゃねぇ!」
ブン

「草加!避けろ!」

パシ

「へ?」
男子の声と
「っんだと!」
男の驚いた声が響いた。

「フッ…弱っ!遅っ!」
挑発してる…
其れに、顔面スレスレ…しっかり拳を掌で受け止めてる。

「強ッ!」

「本来の結だね…」

「記憶失ってるのに、何故?」

「身体が覚えてたのかな?」


「ごちゃごちゃ、外野はうるせぇな!黙れや!」

「キーキーキーキー煩いね〜?マジで黙れ…」
最後の"マジで黙れ"はとても重く伸し掛かった声だった。
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