そんな私は…
「西園寺祐奈は…本来の姿は別の人物です。私の名前は、レイラ・カーソンです。」

「?レイラ…カーソン?」

「先日…この学校で起こった出来事を覚えてますか?」

「?組のやつか?」

「その組の黒幕が、私の父と言う事もご存知ですか?」

「何の目的で?組の奴等がここに来る目的ってなんだ。」

「私を殺す目的だと。」

「!その理由は?!」

「…」

「?急にどうした?」

「理由…言わなきゃいけない?」
レイラの瞳は、何もかも拒絶する、そんな瞳をしていた。
「!ッ…」
トントン
「これ以上…何も聞かないで貰っても構いませんか?」
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