そんな私は…
「何か?」

「まぁ…あの表情からして、何も知らないみたいだし。草加は‥」

「今の話、本当なんですか?!」

「へ?あ、はい。聞いた話では…」

「では、あの刻印もありますか?」

「刻印?」

「チラッと見ただけですが、龍が1つの花を覆ってる刻印です。」

「其処までは、知りませんが…なぜ急に…」

「昔、あの子の両親を殺したって…」

「ッ…そう言えば、言ってましたね。」

「その2人に、ある特徴があったのを思い出したんです。それが、その刻印なんです。」

「な、に?!」
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