旦那サマとは打算結婚のはずでしたが。
(全ては遅すぎたのかな……)


あの時、俺があの家の庭で未彩への気持ちをぶつけてたら、今の状況は大分変わってたのかな。



(あ…ダメか…)


そうだ、あいつ、これが嫌いだった…と思い出しながらタバコを燻らす。



(やっぱり未彩は魔性の女なんだよ)


取り敢えず、今はそういうことにしておこう。
でないと俺、この場で泣きそう……と煙を吸いながらぐっと堪えた。



< 225 / 225 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:213

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

若きビル王とのエキサイティング・マリッジ

総文字数/63,043

恋愛(純愛)137ページ

表紙を見る
表紙を見る
ひょっとして…から始まる恋は

総文字数/86,705

恋愛(オフィスラブ)190ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop