涙のち、銃声
第8話


第8話






--------------------

「はぁ?」


「昔、あそこに住んでた桐谷さん!
お婆ちゃん覚えてますか?」


「・・・・はぁ?」


「ですから!あ・そ・こ!
桐谷さんってご近所さんいたでしょ?」


「若さの秘訣かい?
ステーキ食べることじゃよ。」


「なるほど・・・・って違う!!」

--------------------








--------------------

「まぁそう邪険にしないで教えてくださいよ。」


「知らん知らん!
ワシャ大石さん応援しとったのに・・。

あの狂った右翼団体のせいで・・。」


「桐谷さんの会社っていっぱい従業員いましたよね?

その中で覚えてる人とかいませんかね?」


「知らん知らん!

柄の悪い連中ばっかりで、近所の子供達もあそこには近づかないようにしとったわい。」

--------------------



< 121 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop